2014-01-01から1年間の記事一覧

【野口整体記10】技術以前の技術、胸

・技術以前の技術としての間合い相手を如何に観察するか、観察した上でどのような施術を行うのかは大事で、毎回の稽古でやっている事だけれど、それらの観察や技術以前のものが施術の効果に与えるものは大きい。例えば、愉気をやる時の間合い。実際に自分が…

【野口整体記9】活元操法

・活元操法活元操法というものを始めて行った。ざっくりとしたやり方としては、相手の背中に手を当てて、手を動かしたい方に手を動かしていくというもの。やっている間は特に何も考えなくてもよくて、手を動かしたい方に動かしていれば、結果的に手をあてる…

西荻窪「はつね」

現時点で一番お気に入りのラーメン屋さん。昭和の時代を経験していない人でさえも「昭和で時が止まっている」という表現をせずにはいられないような外観を潜り中へ入ると、6席のカウンター席のみ、店主と奥さんの2人でこじんまりと切り盛りをされているお店…

ヒッピー

「正直、社会なんてどうでもいいんですよ。社会を変えたい人がいたとして、そのために事業を起こすっていうのがよくわからない。別に社会を変える事自体に否定的な意味ではなくて、社会を変えたい、そのために事業を起こす、っていう論理がよくわからない。…

【咀嚼】『うつしみ』園子温

女子高生がおでん屋の店主に一目ぼれしてしまう話。身体をテーマにつくられているらしい。舞踏家と、服のデザイナーと、写真家が同時に出演している。身体というテーマがあたえられた時に、なぜあのような映像を撮ったのか。彼女はセックスがしたくてしたく…

【咀嚼】『燃えよ剣』司馬遼太郎

「土方歳三はまるであなたみたいね」という言葉を尊敬する御方がもらったことがあるらしい。そのきっかけになったのがこの本だったようなので、そこから土方歳三に関心を持つようになった。時は明治維新以前。外国が日本に入ってくるという時代に、それを排…

オニツカタイガー

オニツカタイガーの靴を履くようになったのだが、履き心地が素晴らしい、革靴を履く意味合いというのが自分の中ではなくなってしまう程に。日々の生活の中で歩くのが楽しくなった。きっかけは友人に借りたナイキのスニーカーだった。靴が変わるだけ気分がこ…

【野口整体記8】ぎっくり腰

父親の腰が急に動けなくなる程痛くなったと聞いて身体をみる事になった。ぎっくり腰ときたので、お腹に原因があるのではないかという事を思い出した。脚のしびれがとれない件で、先生に身体をみてもらった際にも、お腹の中でも特に肝臓の部分を指摘された。…

部屋の秩序

現在、居候をさせてもらっている身である。完全に好意でさせて頂いているので、特に金銭のやり取りというのは発生していない。ただ、一方的に恩恵を享受するのは気が引けるので、何が自分には出来るのかを考えた時に思い付いたのが掃除をする事であった。幸…

所謂、自己管理

銭湯はいい。先日、久しぶりに銭湯へ行ってきた。駅から少し離れた静かな住宅街の一角にポツンと居を構えていて、良い具合に不愛想なおばちゃんが番台をなさっている昔ながらのそれだ。勿論、瓶詰されたコーラや牛乳がこれでもかと自己主張するように収納さ…

ネット中毒とスマホ解約

▼2014年2月ネット中毒だ。ネットで行われる他人の振舞や言動が気になって仕方がない状態になってしまったら、そこから離れられなくなってネットに割く時間も増える。何となくテレビをつけてはみるが、観終った後に何も残らない事が嫌でテレビを持たない生活…

【野口整体記7】三種

同居人は三種の傾向が強いのではないかと想像している。「食べる事が大好き。」お菓子が大好きであり、休日などはテレビを観たりしながら欠かさずに食べている。「朗らかな雰囲気を持っている。」場にいると周りはやわらぐ緊張感とは程遠い存在。「体型とし…

【咀嚼】『マトリックス・リローデッド』ウォシャウスキー兄弟

ザイオンに機械達が攻め込んでくるのに対して、ネオとスミスが最終決着をつける事で、ザイオンを救う。マトリックス完結編。現実世界にあてはめながらみていた。そうするとわかりやすい気がする。世界の中で鳥取県だけが、人間が住む世界になっていて、他の…

【咀嚼】『ゴッドファーザーpart1』コッポラ

米マフィアのお話し。ファミリーとファミリーの対立の中、中心人物であるドンコルレオーネが死んでしまって規範が崩れてしまう。その混乱の中、跡を継いだ息子のマイケルが裏切った奴等を復讐していく。仕事の中で感情をどのように位置付けるのか。仕事に過…

【咀嚼】『愛のむきだし』園子温

主人公はユウ。満島ひかり紛するヨウコに惚れる。宗教団体であるゼロ宗教のコイケが色んな作戦をたてて、ヨウコを団体に取り込んでしまって、それをユウがどうにかこうにか取り戻すという流れ。人生を語るには些か早すぎるが、逃れられないものが存在する。…

【咀嚼】『花とアリス』岩井俊二

記憶というのは自分というものを認識する上でより自分というものを確かにさせたりする一方、 逆に自分というものからは逃げる事は出来なくさせてしまう。 花にとっての記憶。先輩に恋をしてしまった自分。 でも、そんな恋をしてしまった自分を否定するように…

【野口整体記6】変わりたくない、変えられない、変わってほしい

父親は脚に不自由がある。高齢にはなったが、脚をわずかに引きづりながらまだ現役で力仕事をしている。(引きずるといっても端から見たら、多少痛みがあるのだなそうか、という程度ではある。)事の発端は、ある日突然、片脚のふくら脛辺りに痺れが出た事によ…

【野口整体記5】気合

参加するかどうか迷っていた。まだまだ呼吸法に関しては学び始めたばかりであるし、学んだものを消化しきれていない時に新しいものを学び始めると消化不良になってしまうのがこわかったのがまずある。あとは、何かを身につけていくという事は自分自身が試行…