【野口整体記18】足指の使い方、基礎としての合掌

・上肢
第四だけに注力。相手の虚をつくる事、全体性をもった視線を保つ事、を意識する。ただ、やはり指摘が入るのは、呼吸を詰めてしまう事に対して。合掌をしている意識を持ちながらやるように、とアドバイスを頂く。合掌をしている時としていない時とで自身の呼吸にどういう変化があるのか、という事を確認してみると、深さが違う。気持ちの問題だけに終わらせたくはないので身体を観察してみると、顕著に変化があるのは自分の場合は首。合掌の姿勢になると首がすっと伸びる感じになる、またそれに伴い圧迫されていたお腹も伸びる。自分自身の首およびお腹をつぶしてしまう事によって呼吸を詰めてしまっているのが現状だが、合掌の姿勢で伸ばす事により呼吸が深くなっているのでは、という仮説が立てれた。
あと、面白かったのは力の加え方。作用点となっている手の動かし方によってポイントの捉え方が全然違う。捻じる事によって第六のポイントを浮かび上がらせる技術として共通。

・上頸、中頸、下頸
頸椎系の型は自分の身体全体を使って手は補助としてみなす事が出来るか。足指の使い方に関しては呼吸と絡めると自分の場合はわかりやすかった。先生は跨ぎの際のしゃがみやすさを例として足指の使い方を教えてくださったが、蹲踞をした時に親指に力が入れるか小指に力を入れるでも全然違った。今、普通に腰かけている時でも、小指に力を入れるよりも親指に力を入れた時の方がお腹に圧迫感があって呼吸がしづらくなる。自分の場合は、一足立ちひとつをとってみても、往々にして親指に力を入れてしまいがちなので、ここも変えられると呼吸に変化が出てきそうだ。

・腰部活点

・脹脛、足首