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【野口整体記8】ぎっくり腰

父親の腰が急に動けなくなる程痛くなったと聞いて身体をみる事になった。

ぎっくり腰ときたので、お腹に原因があるのではないかという事を思い出した。脚のしびれがとれない件で、先生に身体をみてもらった際にも、お腹の中でも特に肝臓の部分を指摘された。色々と調べてみると梅雨の時期にぎっくり腰になる人は多いらしく、汗の内攻などが絡んできてお腹が原因となって腰に痛みとなって出てくるようだ。

話を聞いてみると、「症状を緩和するために患部に湿布などを貼って様子をみている」、と言っていたので、熱いお風呂に入ったり、クーラーではなく扇風機をつける事を伝えた。何か痛みがあった場合に、患部に直接何かを施すというセンスは一体どこからうまれてきたものなのだろうか。

なぜ腰の痛みがお腹からくるのかという事は自分の身体を使って考えてみると言葉で伝えるよりも分かりやすい。自分自身がお腹のぱんぱんに膨らんだお相撲さんの気持ちになってみるとわかる。お腹がぱんぱんになると、身体が後傾気味になってきて、すると同時に腰の辺りに圧迫感が出てくるはず。

以下は、実際に操法を行った後の覚え書き。

▼観察
・ぎっくり腰という事だったので、冷えという事を念頭に置いて臨む。
背骨の観察で気になったのは腰椎の一番が飛び出して硬くなっている感じを受けて気になるが、その事と冷えや腰という事と結び付けられずにお腹の操法へと移る
歩いている時の動作を確認した時に左腕が右腕に比べて動いていなかったので、肩峰突起の部分で確認をしてみると左腕の方を調整する必要がありそうと判断。

操法
お腹を触ってみると特に肝臓の部分がやはりカチカチであったので調整。
・三四指間を押さえて痛みが伴うよう。ただ、左脚の三四指間を触った瞬間に明確に何かを感じられる域には達しておらず。
先生に事前にアドバイスを受けていた左腕の化膿活点の調整も行うと痛みが伴うよう。
肝臓部分がカチカチである事の原因になりうるであろう場所を考えた時に、近くの場所である左側腹と左脚内腿の調整をするとこちらも痛みが伴うよう。両側腹を触ってみてもこちらは右側の方が硬いのがはっきりとわかる。

▼所感
一通り操法が終わって背骨を確認すると腰椎一番の存在感が少しだけ減って二番の存在感が多少増したように感じる。
・最後背骨を確認している時に、おならを少ししたのでガスが溜まっていた事でお腹に硬さが出ていたのではないかと感じる。
・ぎっくり腰が出てから、以前先生にみてもらった脚のしびれが多少増すようになったと言っており、脚と腰とお腹が彼の身体でポイントになってくるところなのかなと思う。