議会選挙投票所の非常用電気取り付け工事

電気の取り付け工事。
地元は丁度選挙の時期で、投票所での電気取り付けを依頼されたらしい。投票所は町の体育館。体育館に行ってみると、投票日間近とあってか投票箱などの物品がすでに準備されている。この体育館に、屋台のテントなどにぶら下がっているのをよくみかける、小型のライトを取り付けるらしい。体育館なので室内の電気も当然点くにも関わらず。
話を聞いてみると、投票日当日に万が一停電などがあった場合に備えて、非常用の電気を取り付けておく必要があるらしい。停電になってしまうと、体育館の電源は使えなくなってしまい、夜間まで行われる投票に支障が出てしまうから。なので、電源自体も発電機を別に持ってきておいて、そこから電気を引っ張ってきて電源を新たに設置するような配線を行っていた。




発電機と電源スイッチ。発電機⇒(電気)⇒電源⇒(電気)⇒4つのライト、という配線の仕方。電源を取り付けてある木製の板も多分手作り。こういうのを器用にも作ってしまったりする。





下の白い線は電源からライトへつながれている線で、上の黒い線は同時刻に会場準備をしていた放送業者の機械の線。放送業者が先に線を設置していたので最初は線の上下が逆になっていたが、見栄えや安全性を考慮してか、わざわざ放送業者に一声かけて線の上下を逆にしていた。細かいけれど丁寧な仕事をするなと身内ながら感心して見ていた。






今まで何年も継続して依頼を受けているらしいが、過去投票日に停電してはいないので取り付けてきたライトが活躍した事は実質ないらしい。それでも変わらず仕事に取り組んでいた。彼にとっては、一個人や一家族だけでなく、一つのまちもずっと変わらないお得意さんのようだ。